こんにちは、ととです!
今回は、山形県山形市にある「立石寺(山寺)」を訪れてきました!
松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んだことで有名な、歴史あるお寺です。
自然の中を1000段の石段で登る立石寺は、想像以上に心と体に響く場所でした。
アクセスや所要時間、実際に登ってみた感想などをレポートしていきます!
立石寺(山寺)とは?
山形県山形市に位置する「宝珠山 立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)」は、860年に慈覚大師・円仁が開山した天台宗のお寺。
山の斜面に本堂や五大堂が点在する、まさに“山にある寺”です。
心が洗われるような静けさと、大自然が織りなす景色は圧巻です。
訪れる人の多くが「来てよかった」と感じる、東北屈指のパワースポットでもあります!
アクセス
立石寺の最寄り駅はJR仙山線「山寺駅」です。

昔ながらの雰囲気もとどめながら綺麗で、建物内に見晴台もあって面白い駅です。
山寺駅へは、
仙台駅から快速で約1時間、普通列車で約1時間10分
山形駅から快速・普通列車で約20分
駅を出てすぐに参道が始まっており、山門までは徒歩5分ほど。
駅近なのに自然がすぐそばに感じられる、アクセスの良さも魅力です。

車で来る場合は、無料駐車場もありますが小さいため、周辺の有料駐車場を使用することになると思います。
特にお店の駐車場は一定金額を利用すると無料になるので、お土産を購入するならおすすめです。
参拝情報
次に参拝時間と参拝料についてです。
参拝時間(2025年現在)
4月~9月: 8:00~16:00
12月~3月: 8:30~15:00
月によって変化するのでご注意を。
参拝料(入山料)(2025年現在)
大人(中学生以上): 500円
小人(4歳児以上): 200円
3歳以下: 無料
参拝料は山門前の受付で購入します。

ちなみに山の麓の「本堂(根本中堂)」は無料で参拝できます。

この建物も創建当初の姿を残す、国の重要文化財なので必見です。
いざ登山!1000段の石段に挑戦
いよいよ立石寺の石段を登っていきます。
合計約1000段の道のりは、まるで修行のよう…でも、それ以上の感動が待っています。
山門をくぐるといきなり石段がスタート。

両脇にはお地蔵さまやお堂が並び、どこか神聖な空気が漂ってきます。
どんどん登っていくと、ようやくたどり着くのが「仁王門」。

石段の疲れも相まって、仁王門を見たときの感動は大きかったです。
そしていよいよ立石寺のハイライト、天空の展望台「五大堂」に到着です。

山の中腹に突き出すように建てられており、ここからは山形の町並みや山々を一望できる絶景スポットです!

この日は冬だったこともあり、雪の積もった山肌がとても綺麗でした!
夏も緑が広がる素晴らしい景色を楽しめると思います。

よくパンフレットなどにも使用される写真はこんな感じ。
五大堂からさらに進むと、登山ルートの終点「奥之院」と「大仏殿」へ。

ここは、訪れる人も少なくなり、ひときわ静寂と荘厳な雰囲気に包まれています。
祀られているのは釈迦如来像。手を合わせて自分の内面を見つめ直してみます。
ここで参道は折り返しになります。
ふと振り返った景色もまた絶景でした。

帰り道の方が滑りやすいので気をつけて下ります。
まとめ
立石寺(山寺)は、ただ石段を登るだけではなく、
自然・歴史・静寂・絶景が一体となった、他では味わえない特別な時間を過ごせる場所でした。
- 駅近でアクセスも良好
- 登山の達成感と、五大堂からの絶景
- 国の重要文化財や歴史ある建築の数々
- 心がスッと整うような静けさと空気感
冬の雪景色も幻想的でしたが、四季折々の表情を見せる山寺は、季節ごとに何度でも訪れたくなる魅力があります。
登山とはいえ、服装とペースに気をつければ、体力に自信がない方でも十分楽しめます。
特に五大堂での眺めは、写真では伝えきれない感動がありました。
山形や仙台を観光する時の行き先としても本当におすすめです。
宝珠山 立石寺 公式サイト:宝珠山 立石寺 – 山形県山形市、宝珠山 立石寺の公式ホームページです。歴史が灯る 山寺 芭蕉の風景に会い来ませんか。
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